・ ヴェネツィアはアドリア海の北端部、ヴェネツィア湾の干潟に築かれた水上都市『水の都』です。
・ ヴェネツィア本島は小さな島々からできていて、運河が縦横に走っていて、中央を逆S字形の『カナル・グランデ(大運河)』が市街を2分しています。
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・ サン・マルコ広場(Piazza San Marco)
・ カナル・グランデ(Canal Grande)
・ カナル・グランデ沿いの建物
・ 小運河、カンポ、他

水の都の画像*400x263px

・東ローマ帝国の勢力が衰え、北イタリアでは他民族の侵略に侵されていた。ヴェネツィアの神話では456年フン族の襲撃から逃れる為ヴェネトから北アドリア海の干潟に移住した。
697年最初のドージェ(元首)にバオルッチョ・アナフェストに成ったと11世紀の年代記に伝承として記述されています。
811年パルテチパツィオ家による治世が始まり、ヴェネツィアの街は海への拡張、橋、石造り建築等現在の街の元が築かれた。




826年「聖マルコ」の遺体をエジプト・アレクサンドリアから運び、守護聖人として祀る。 その後、東ローマ帝国内での免税特権(金印勅書)を得てヴェネツィアは海洋交易で発展始める。 第1次十字軍に援軍する等で地中海での交易路を確保し、国内には巨大な国立の造船所を造る等、優位な交易環境を構築巨大な富を得る様に成った。

・ 海運、貿易で繁栄したヴェネツィアではアドリア海(サン・マルコ運河)からの船が着く『サン・マルコ広場』が表玄関です。
『サン・マルコ広場』は海に面した「小広場(Piazetta San Marco)」と『サン・マルコ大聖堂』の正面の台形の「広場(piazza)」がL字型の広場を形成しています。

(1)ヴェネツィアの表玄関

・ 海運,貿易で栄えたヴェネツィアの表玄関は『カナル・グランデ』の東の端『サン・マルコ広場』。

・大運河を意味する『カナル・グランデ』はヴェネツィア本島を2分する逆S字の運河で、又ヴェネツィアの主要な交通路でもあります。
『カナル・グランデ』には2008年にローマ広場とサンタ・ルチア駅前を結ぶ橋が造られ、4つの橋が架かっています。

(1)サンタ・ルチア駅

・ リベルタ橋を渡って来た列車はカナル・グランデノ西の端に在る『サンタ・ルチア駅』に着きます。
駅前にはヴァポレット(水上バス)の乗り場「フェッロヴィア(鉄道の意)」が在り、左手には『スカルツィ橋』がカナルグランデに架かっています。

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・世界遺産『カナル・グランデの建築群』を西から紹介します。
※バポレットは混んでいて、陸上から取った写真の為、有名な建築が抜けています。

サン・シメオーネ・ピッコロ教会
(San Simeone Piccoto)

・サンタ・ルチア駅の対岸「サンタ・クローチェ地区」に建つ教会。
名称に小さいを意味する「ピッコロ」が付いていますが、結構大きな教会です。
1738年の建築で、デザインはローマの『パンテオン』を元にしているそうです。
 コンサートが開かれる時には入れる?

・カナル・グランデから離れた所に建つ建築、そして小運河、路地、カンポの写真を。


・航空機ではヴェネツィア・テッセラ空港 (別称:マルコ・ポーロ国際空港)が本土側に在り、バスで20~25分でヴェネツィア本島のローマ広場に。

・ イタリア本土とは鉄道と道路が平行した『リベルタ橋』で結ばれています。
鉄道では「ミラノ」から直通列車がヴェネツィア西端、カナル・グランデに面した『サンタ・ルチーア駅』に乗り入れています。
※※※「ローマ」からは直通の列車は無い。※※※

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