・ サクラ通りを、『アントニヌス・ピウスとファウスティナ神殿』を過ぎると右側は
『フォルム(公共広場)』で、正面にカンピドリオの丘の『タブラリウム』の上に建つローマ市庁舎見えます。
・ フォルムの右側には『クリア・ユリア』がサクラ通りを挟んだ左は『バシリカ・ユリア』の遺構です。
サクラ通りに面してバシリカ・ユリアの中央柱が建っています。
※※※ (1)フォロ・ロマーノ ※※※
・ フォロ・ロマーノの西半分を写しました。
奥の大きな建物が『カンピドリオの丘』に建つローマ市庁舎で、建物は古代ローマの『タブラリウム(公文書館)』の上に建てられています。
※※※ (3)フォロ・ロマーノ ※※※
・ 手前の柱の土台のみ残るのが『バシリカ・ユリア』で、その奥が『クリア・ユリア』、中央に柱1本が残るのが『フォカスの記念柱』、
左の凱旋門が『セプティミウス・セウエルスの凱旋門』です。
※※※ (4)クリア・ユリア ※※※
・ 『クリア・ユリア(元老院議事堂)』、ガイウス・ユリウス・カエサルが建設を始めアウグストゥスが紀元前29年に完成させた。
現在の建物は1935年から37年にかけて再建されました。
・ 元老院議事堂の手前に立つ柱は『バシリカ・ユリアの中央の柱』です。
※※※ (6)フォカスの記念塔 ※※※
・ 『フォカスの記念塔』は608年に東ローマ帝国のフォカス帝が建設したフォロ・ロマーノ最後の建築物、柱の上には皇帝の像が在った。
※※※ (7)バシリカ・ユリア ※※※
・ 『バシリカ・ユリア』はガイウス・ユリウス・カエサルが建設をはじめ、皇帝アウグストゥスが12年に完成させた5廊式3層の巨大な建物で民事法廷として使われた。
※※※ (8)バシリカ・ユリア ※※※
・ 『バシリカ・ユリアの中央の柱』。(建物の内側から写した柱の装飾です)
・ フォルムの右側には柱が、中に『フォカスの記念柱』と『ロストラ』が在り、奥に『セプティミウス・セウェルスの凱旋門』が建っています。
・ 『タブラリウム』の前に『ウェスパシアヌス神殿』の3本柱、その左に『サートゥルヌス神殿』の遺構の8本柱が建っています。
※※※ (1)タブラリウム ※※※
・ タブラリウムは古代ローマの公文書を保管する建物です、元は3階建でしたが3階部分は失われました。
フォロ・ロマーノの端、カピトリヌスの丘を下がった所に在ります。
・ ローマ市庁舎はこの上に建てられています。
※※※ (2)ロストラ ※※※
・ 『ロストラ』は古代ローマで演壇として使われた建築物で、この写真はロストラ・アウグスティと呼ばれる。
※ (3)セプティミウス・セウェルスの凱旋門 ※
・ 203年にセプティミウス帝と息子カラカラのパルティア戦争の勝利を記念して建てられた。
※※※ (4)サートゥルヌス神殿 ※※※
・ サートゥルヌスを祀る神殿、最初の神殿は紀元前六世紀王政ローマ時代に建てられた、現在残る遺跡は283年に二代目が火災で破壊した後に建てられた。
※※※ (5)ウェスパシアヌス神殿 ※※※
・ ウェスパシアヌス帝とティトゥス帝を祭る神殿、ドミティアヌス帝(81~96年)が自分のフラウィウス朝の氏族の栄光を示す為に建てた。
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