モデルニスモ(カタルーニャ語:Mdemisme)はカタルーニャ地方の芸術様式でフランスのアール・ヌーボーと類似した様式です。
このページでは『ガウディー』以外の設計によるモデルニスモな建物を紹介します。
『カタルーニャ音楽堂』は世界遺産『カタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院』として登録されています。

このページでは『ガウディー』以外の設計によるモデルニスモな建物を紹介します。
     カタルーニャ音楽堂 
     ラス・プンシャス集合住宅 
     カサ・アマトリェー 

   カタルーニャ音楽堂

カタルーニャ音楽堂(Palau de la Musica Cataluna)は建築家「リュイス・ドメネク・イ・ムンターネ」によって設計されたモデルニスモ様式の音楽堂で1908年に完成しました。
『カタルーニャ音楽堂』は「ルイズ・ミイェット」が創立した合唱団の為に建てられました。
 1982年から修復工事が行われ。1997年『サン・パウ病院』とユネスコの世界文化遺産に登録されました。
音楽会など劇場が使用されていない時間には見学ツアーがおこなわれています。(向かって左側奥の新館にチケット売り場が在ります。内部の写真撮影は出来ませんでした。)

地下鉄4号線の『Urquinaona』駅からビア・ライエタナ通り(Via Laieland))南東に約100メートルの所を左折、正面が『カタルーニャ音楽堂』の新館で見学の入場券売り場。

地下鉄1号線の『Urquinaona』駅からサム・ペレ通り(Ronda de Sant Pere)を南西に約50メートルを左折ジョンクレス通り(Carrer de les Jonqueres)を進み、ビア・ライエタナ通り(Via Laieland))に出た所を左折、正面が『カタルーニャ音楽堂』の新館で見学の入場券売り場。

   ラス・プンシャス集合住宅

「プッチ・イ・カダファルク」がディアゴナル通りに建築した集合住宅、ゴシック様式をモデルニスモ建築にうまく取り入れた建築です。
現在も集合住宅として使われています。内部の見学は出来ません。

地下鉄3,5号線ディアゴナル駅からディアゴナル通りを東に約300m。

  カサ・アマトリェー

『カサ・アマトリェー』は1900年に「ジョゼップ・プッチ・イ・カダファルク」により建築された住宅で、グラシア通りに、後に「ガウディー」より建築された『カサ・パトリョ』の隣です。

  建築家『ジョゼップ・プッチ』

「ジョゼップ・プッチ・イ・カダファルク」は「ガウディー」や「ドメネク」に続く建築家です。
「ジョゼップ・プッチ」は裕福な家庭の出で、建築学校の教師や市会議員を務めた経歴を持っています。
 又、中世ロマネスク芸術の研究者でもあり、『カサ・アマトリェー』には中世の建築の影響も有る?

地下鉄3号線の『Passeig de Gracia』駅の出口のすぐ前です。