『カレル橋』はヨーロッパで現存する最古の石橋で、西側の3分の1程は『マラー・ストラナ』の陸上部に高架橋と成っています。
古くから此処には『ユディタ橋』が在りましたが、1342年に流失してしまい。1357年カレルⅠ世(神聖ローマ帝国の皇帝「カールⅣ世」)の時代に建設が始まり、1402年に完成しました。
『カレル橋』の名称は後年になって付けられました。
『カレル橋』の全ての彫像(訪問時2体は無し)を紹介します。


此のページには次のコラムがあります。
   ・ カレル橋
   ・ カレル橋の彫像
   ・ マラー・ストラナ

   カレル橋

長さ516m、幅10m、15のアーチの石橋で1402年に完成しました。
橋の両端には橋を守る為に3つの塔(ブリッジ・タワー)が建てられ、橋脚部分の欄干に左右各15体、合計30体の彫像が建っています。
ヴルタヴァ川の下流側(北側)マーネス橋からカレル橋の旧市街側を写しました。

像は1711年マティアス・ブラウン作のレプリカ、オリジナルは国立博物館に。
  聖イヴォー
ケルマルタンのイヴォ(1253-Oct-17~1303-May-19)。ブルターニュの守護聖人、聖名祝日は5月19日。

1709年マティ・イェッケル作のレプリカ。
  聖ベルナルドス
クレルヴォーのベルナルドス(1090~1153-Aug.21)
1112年シトー修道院に入り、1115年クレルヴォー修道院が造られ院長に任命された。
クレルヴォー修道院はベルナルドスによりシトー会の重要な修道院となる。第2次十字軍の勧誘に貢献した。

   タワー・ブリッジ

カレル橋を渡った西岸がマラー・ストラナ(小地区)でプラハ城に続く坂の街です。
カレル橋からモステッカー通りを進むと聖ミクラーシュ教会の建つマラー・ストラナ広場に出ます。
カレル橋のマラー・ストラナ側には2つのタワー、ブリッジ・タワー(右)とジュデス・タワーが建っています。
 ブリッジ・タワーには登る事が出来る様です。

地下鉄A線の「スタロムニェスツカー」から「ジャテツカー通り」を南に50m「プラトネールシスカー」に右折し、 200m「クジジョウニツカー」を左折100mで『カレル橋』に。