『デュシット宮殿』は「ラーマⅤ世」により王族の住居として建てられて宮殿郡です。
 官庁が並ぶ「ラチャダムノン・ノーク通り」の突き当たり『ラーマⅤ世騎馬像』の北側に旧国会議事堂として使われた『アナンタ・サマーコム宮殿』そしてレンガとセメントの1階の上に総チーク造りで建てられた『ウィマーンメーク宮殿』等が建っています。


このページでは
     ・ ウィマーンメーク宮殿
     ・ デュシット宮殿のその他の建物
     ・ アナンタサマーコム宮殿
       を紹介します。


   ウィマーンメークマンション

     (ウィマーンメーク宮殿)

ウィマーンメークマンションはデュシット宮殿郡の中心的建物です。
1900年にラーマⅤ世がチョンブリー・シーチャン島のチュタートゥット宮殿を此の地ドュシットに移築、 ラーマⅤ世は5年間此処に住みました、その後倉庫として使われて居ましたが、1982年シリキット王妃により改装され翌年から博物館として公開されました。

『アナンタサマーコム宮殿』は1907年にラーマⅤ世により建築が始められ、1915年ラーマⅥ世の時代に完成しました。
 当初は迎賓館として使われていましたが、この建物の建築はタイの財政を悪化させ、世界大恐慌と重なり結果的に1932年の官僚らによる『立憲革命』を導いたと云われます。
 その後、『アナンタサマーコム宮殿』はデュシット動物園の入り口の向いに『新国会議事堂』が造られるまで国会議事堂として使われていました。