ワット・アルン(暁の寺)
●王宮の対岸トンブリ地区に建つ寺院
●此の地には、アユタヤ王朝の時代にはワット・マコークと呼ばれる寺院が在った。アユタヤ王朝が1767年に滅亡後トンブリはタクシン王のトンブリ王朝の都と成り、此の寺院は王朝寺院と成りました。
●現チャクリー王朝のラーマⅡ世は名称を現在のワット・アルーンに変え、庇護しました。
●此の寺院の象徴である仏塔はラーマⅡ世により建設(旧塔を改修)が始まりラーマⅢ世により完成し、ラーマⅡ世の菩提寺と成りました。
大 仏 塔
●ワット・アルン(暁の寺)の象徴、大仏塔は高さ75mあり、表面は中国製の陶器が貼られています。
●仏塔には此のワット・アルーンの仏塔の様に「トウモロコシ」型の『プラーン』とバンコックの王宮のワット・プラケーオの金色に輝く「佛舎利殿」の様な円錐形の『チェディ』が有ります。
大 仏 塔
●大仏塔の頂上はバラモン教のシヴァ神の象徴を表し、その下にはインドラ神が三つの頭の像(エラワン)の上に鎮座しています。
●三島由紀夫の小説『暁の寺』はこの寺院をモチーフに書かれました。
大 仏 塔
●大仏塔には登ることが出来ます、階段は急で特に降りは大変。
小 仏 塔
●大仏塔の周囲には四つの小仏塔が在ります。
小 仏 塔
●小仏塔もインドラ神を象徴する装飾が為されています。
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