『ホイアン』は7世紀からベトナム中部を支配したチャンバ王国の時代から港町として栄え、16世紀にこの地域がフエの「広南阮氏」の領土と成り、日本人街、中国人街が造られ、オランダの東インド会社の商館も在りました。
『ホイアン』は1771年「西山(タイソン)党の乱」で完全に破壊されましたが、その後再建され現在残る町並みはこの時代のものです。 しかし19世紀初頭『ホイアン』は外海への『トゥボン川』が土砂の堆積により港としての繁栄も終りました。
町並みはベトナム戦争でも破壊を免れ当時の外港としての繁栄を今に伝えています。
ホイアンには港に続く川(現在は上流は埋め立てられた)に日本人街と中国人街を結ぶ中国風の屋根を持つ『遠来橋』があり、この橋は日本人が架けたと云われ『日本橋』とも云われています。

また旧市街のチャンフー通り、グエンタイホック通りには多くの木造民家が残り、これ等は1993年、世界遺産に『ホイアンの古い町並み(Hoi An Ancient Town)』として登録されました。

    ・ 送迎バスの駐車場からチャン家の祠堂 
    ・ 来遠橋(日本橋) 
    ・ チャン・プー道り 
    ・ グエン・タイ・ホック通り 

    ・ ホイアン・観光チケット 

  フエの観光にはチケットが必要

ホイアンでの建物(日本橋にも)に入る時のチケット、1枚で5ヶ所を見学出来ます。

  ホテルの送迎バスの駐車場

ホテルの送迎バスの駐車場になっているレストランです。

『レ・ロイ通り』から『チャン フー通り』を右方向に行くと突き当たりに来遠橋(日本橋)が在ります。
 此の橋は海外からの貿易船の港に近く『来遠橋』と呼ばれました。1593年に日本人により架けられたと云われ、『日本橋』とも呼ばれていました。

来遠橋(日本橋)から東に続く通りが『チャン・プー通り』です、ホイアン旧市街古民家が多く残っています。
『チャン・プー通り』には「サーフィン博物館」「ドュクアンの家」「クアンタンの家」「海のシルクロード博物館」等が建物内部の見学が出来ます。

『チャン・プー通り』の来遠橋近くに建つ建物、入り口にはカルチャー・ミュージアムとあります。

チャン・プー通りの南側に平行のグエン・タイ・ホック通りもホイアンの観光。
この通りには「タンキーの家」「民俗学博物館」「ホイアン手工芸品ワークショップ」が内部観光できます。
シルクを使った美術品の『XQ』の店舗も在り、レストラン等も。


19世紀初頭に建てられた日本と中国の折衷様式の家。

ホイアンには空港、ベトナム国鉄の駅が無く、ダナン空港、駅からバスかタクシーで行く事になります。
ダナンの海岸ソンチャー半島やホイアンの海岸クアダイ・ビーチにはリゾート・ホテルが多く在り、ホイアン旧市外観光のシャトル・バスのサービスの有るホテルがあります。


『フエ』から『ダナン』へ

世界遺産『ホイアン』を見るのに、どの様に行くかいろいろ検討し、ホテルの無料シャトル・バスで旧市街見学をする事にし、フエからベトナム国鉄南北線でダナンに、
ダナン市街からホイアンに続く海岸はベトナムのリゾート地に。
ダナンの多くのホテルではホイアンの旧市街の観光に無料シャトル・バス・サービスをしています。