スコータイはバンコックとチェンマイのほぼ中間に位置するタイ族最初の王国の都です、それまでタイはクメール帝国の支配下に有りましたが1238年『シーインタラーティット』が建国、第3代の王『ラームカムヘーン大王』の時代に黄金期を迎えました。
『ラームカムヘーン大王』の治世は40年におよび、この時代にタイに上座部仏教が広められ、スコータイ様式の仏像が造られました。又、タイ文字もこの時代に確立しました。
スコータイ王朝は14世紀半ば頃から勢力が衰え、1438年にアユタヤ王朝に吸収されました。
スコータイはその後忘れ去られ、ジャングルの中に数百年間埋もれていました。

此のページでは『スコータイ歴史公園』の4寺院を紹介します。

    ・ ワット・マハタート
    ・ ワット・チャナ・ソンクラム
    ・ ワット・サー・シー
    ・ ワット・シー・サワイ

     ワット・マハタート

ワット・マハタートは1292年から1347年にかけて建設され、マハラート(=釈迦の遺骨、遺灰)を祀る寺院です。
ワット・マハタートは1292年から1347年にかけて建設され、スコータイ歴史公園の中でも最も大きく、多くのストーバや仏陀像が造られています。

   ワット・チャナ・ソンクラム

ワット・チャナ・ソンクラムはワット・マハタートの北側に建つ寺院跡で、ストーバと寺院の柱のみ残っています。

     ワット・サー・シー

」ワット・サー・シーは歴史公園の入り口から入って右手のラムカムヘーン大王像の西側の池の島に立つ寺院です。
この寺院のチェディ(=仏塔)はスリランカ様式で、スリランカ仏教の伝来を示すといわれています。
スコータイ歴史公園の城壁内入り口正面右側、大きな池の中の島に建つ寺院。

     ワット・シー・サワイ

ワット・シー・サワイはワット・マハタートの南西側に建つ3つの塔堂(プラン)の寺院です。

長距離バス・バンコック北(モチット)バスターミナルからスコータイ・バスターミナルへ
タイ国鉄・北本線(クルンテープ・チェンマイ線)で「ピサヌローク駅」に、バスで約1時間スコータイ・バスターミナルへ
 スコータイ・バスターミナルからは路線バス叉はソンテウで。